小学校受験を考え始めたとき、
私も、「塾に行かないと始まらないのかな」と思っていました。

周りも通っている。
小学校受験の情報を調べても、教室や塾の話がたくさん出てくる。

だから「小学校受験=塾」と思っていました。

でも実際に受験を経験してみて、私が

塾を探す前に、知りたかったこと6つをご紹介します。


① 「志望校」を徹底リサーチ

塾には家庭だけでは経験できないこともありますし、
塾だからこそ得られる情報や経験もあります。

私が最初にしたのは、塾選びよりも志望校のリサーチでした。

志望校の過去問を数年分さかのぼって購入し、

・ペーパーはどのくらいの難易度なのか
・行動観察・工作・運動はどんな試験が出ているのか
・面接ではどんなことを聞かれるのか

かなり細かく見ました。

小学校受験とひとことで言っても、学校によって試験内容はかなり違います。

それなのに、学校の試験内容を知らないまま塾に入ってしまうと、

「全部やらなきゃ」となりやすい。

だから私は、まず学校を知る。

そのうえで、

「わが家には何が必要なのか」

を考えることにしました。


② 「家で見る」試験内容が多かった

小学校受験にはペーパー試験がありますが

でも調べれば調べるほど、塾だけではなく

「家で見るべき部分も多いな」

と感じるようになりました。

たとえば、

挨拶をする。

人の話を聞く。

順番を待つ。

友達と仲良く遊ぶ。

自分のことを自分でする。

こうしたことは、週に何度か塾に通ったから急に身につくものではありません。

毎日の家庭生活や、
幼稚園・保育園での生活、
友達との遊びの中で少しずつ身についていくものです。

そう考えると、

小学校受験って、
勉強する時間だけだなく、

普段の生活の中で親が見ておくことも意外と多いのではないか。

私はそう感じました。


③ 予想していたより、お金がかかる

もちろん塾によって違いますが、

「月謝はこれくらいなら」

と思っていても、

でも実際には、

通常授業だけでは終わらないこともあります。

春期講習。

夏期講習。

志望校別講座。

模試。

行動観察。

面接対策。

直前講習。

しかも受験が近づくほど、

「これも受けたほうがいいのでは」

という気持ちにもなります。

合格したい。

できることは全部やってあげたい。

追加の講座を含めると予想以上になることもあります。

そう思うほど、
どこまでやるのかの線引きが難しくなる。

だからこそ私は、

塾に入る前に、

「わが家は何のために塾を使うのか」

を決めておくことが大切だと思いました。

④ 一度入ると、意外とやめにくい

最初は、

小学校受験はうちの子には向いてないかもしれないし、

塾も、

「合わなかったら、やめればいい」

くらいの気持ちで始めたとしても、

一度塾に入ると、
意外とやめにくくなることがあります。

先生もよく見てくれている。

塾でお友達もできた。

毎週通うことが当たり前になった。

お金もかけた。

ここまで頑張って続けた。

そうすると、

「今やめたら、もったいないかも」

「せっかく慣れたのに」

「本人も楽しそうだし……」

と、やめる理由よりも
続ける理由のほうが増えていきます。

さらに、

周りの子がそのまま受験まで続けているのを見ると、

「うちだけやめて大丈夫かな」

という不安も出てきます。

だからこそ、

「とりあえず入ってみよう」

ではなく、

何のために通うのか。

そのあたりも最初に少し考えておくといいのかな、と思います。


⑤ 一番大事なのは「その子に合っているか」

塾を選ぶとき、

合格実績や口コミ・有名校はどうしても気になります。

でも私が一番気になったのは、

「この環境がおぺりちゃんに合っているか」でした。

おぺりちゃんは、

周りと比べられて、

「負けたくない!」

と燃えるタイプではありませんでした。

むしろ人と比べられると、
やる気をなくしてしまうタイプ。

だから、

有名な塾か。合格者が多いか。周りが通っているか。

それよりも、

その子に合っているのか。ここで楽しく伸び、続けられるか。

私はそこを一番考えていました。

塾に合う子もいる。

家庭学習のほうが合う子もいる。

これは本当にその子によって合うやり方があるし、

それぞれ方法は違うと思います。

⑥ 周りから言われることもある

小学校受験をすると、

周りからいろいろ言われることがあります。

旦那さんや奥さんなど自分のパートナーや

自分の親。相手の親。

近所の人。ママ友。

「そんな小さいうちから勉強させるの?」

「かわいそうじゃない?」

「そこまでしなくてもいいんじゃない?」

と言われることもある。

逆に受験をする家庭の中では、

「塾に行っていないの?」「それで大丈夫?」

と思われることもあります。

結局、

塾に行っても言われる。行かなくても言われる。

だから最後は、

周りではなく、

自分の子どもと、家庭に合う方法を考えて決めるしかない。

私はそう思いました。


わが家が「直前4か月だけ塾」を選んだ理由

いろいろ考えた結果、

わが家は、

年長の受験前、
約4か月だけ塾を利用することにしました。

理由は、

家庭ではどうしても練習しにくいことがあったからです。

たとえば行動観察。

集団の中でどう動くのか。

初めて会う子とどう関わるのか。

また、

面接。

本番のような雰囲気で先生と受け答えをする経験。

そして、

実際の試験に近い環境でテストを受けること。

こうしたことは、
家庭だけでは再現しづらい。

だから、

「塾でしかできないことは塾にお願いする」

という使い方をしました。

もちろん、合格したい気持ちはありました。

できることなら、全部やってあげたい。

そう思う気持ちもありました。

でも小学校受験は、

合格と不合格がある世界です。

やろうと思えば、
どこまでも時間もお金もかけられます。

だからこそ私は、「どこまでやるのか」

を自分で決めることにしました。

家庭でできることは家庭でやる。

家庭では難しいことだけ、外の力を借りる。

それが、わが家の小学校受験でした。


まとめ

塾には家庭だけでは経験できないこともありますし、
塾だからこそ得られる情報や経験もあります。

ただ、

小学校受験の塾を探す前に、

学校を調べる。

家庭でできることを考える。

子どもにあった方法を考える。

そして、

「何を塾にお願いしたいのか」

を塾に入る前に一度立ち止まって考えてみてほしいと思います。

小学校受験は、

やろうと思えばどこまでもできます。

だからこそ、

周りに合わせるのではなく、

わが子やうちの家庭にあった方法は何なのか。

その線を自分たちで決めることも、
受験準備のひとつなのかもしれません。

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