こんにちは。
小学校受験指導歴9年、娘のおぺりちゃんを塾なし・ほぼ自宅学習で合格させたおぺりママです。

今日は、アスレチックで見かけたある男の子の話を書きたいと思います。

先日、おぺりちゃんとアスレチックへ行きました。

そこには、
丸太に乗って自分で体を揺らし、
鐘を鳴らすタイプのアスレチックがありました。

イメージとしては、
“除夜の鐘”みたいな感じです。

でもこれが、かなり難しい。

大きな丸太が紐で吊られているので、
上手く大きく揺らさないと全然届かないんです。

しかも、小学校高学年くらいの子でも苦戦するレベル。

当然、長蛇の列ができていました。

前にいた6歳くらいの女の子も、
数分頑張っていましたが結局鳴らせませんでした。

でも、その子の親は何も言わず、
ただ静かに見守っていました。

すると女の子は、
しばらくして自分で

「あ、できないかも」

と納得したのか、
自分から降りたんです。

そのあとに並んでいたのが、
5〜6歳くらいの男の子でした。

やっぱりうまくできません。

でも、
本人はどうしても鳴らしたい。

必死に挑戦します。

すると、すぐにお父さんが言いました。

「無理だわ」

男の子は続けます。

でもまた、

「まだお前にはできないんだから」

と言うお父さん。

すると男の子は、

「できる!!」

とムキになります。

さらにお父さん。

「ほら、無理じゃん」

すると男の子も、

「うるさい!!」

と怒りながら続けます。

でも後ろには長蛇の列。

お父さんも焦っていたのでしょう。

「もう時間だよ」
「順番!」
「一回降りて並び直せ!」

男の子は、

「やだ!!」
「前の子は5分以上やってた!!」
「まだ少ししかやってない!!」

と大泣き。

最後は、
ロープにしがみつく男の子を、
お母さんが抱えて降ろす状態に…。

泣き叫びながらお父さんを叩く男の子。

「やめなさい!!」

と怒るお母さん。

周りの子ども達も、
大人達も、

シーーーン…。

もう完全にカオスでした(笑)

でも、その時すごく考えさせられたんです。

もちろん、
後ろに並んでいる人もいる。

順番も大事。

だから、
お父さんの気持ちもすごく分かります。

ただ、
あの男の子は、

“できないこと”

で苦しかったというより、

“自分で諦める前に、無理だと決められたこと”

が苦しかったんじゃないかなと思ったんです。

子どもって、

「できなかった」

よりも、

「どうせ無理」
「まだ無理」
「ほら無理じゃん」

を繰り返される方が、
感情が爆発することってありますよね。

逆に前の女の子は、
親が何も言わなかったからこそ、

自分で挑戦して、
自分で納得して、
自分で降りられた。

あれは、
すごく大きな経験だった気がします。

小学校受験でも、

つい親が口を出したくなる瞬間ってあります。

「違う違う」
「だから言ったじゃん」
「それ無理だよ」
「早くして」

私もあります(笑)

でも、
子どもって、

“失敗すること”

より、

“自分でやっている途中で親に否定されること”

の方が苦しくなるのかもしれません。

もちろん危険な場面では止める必要があります。

でも、

「できるかな?」
「どうしたらできそう?」
「もう少しやる?」
「自分で決める?」

くらいの距離感って、
すごく大事なんだろうなと感じました。

子どもとの関わり方について、
ものすごく考えさせられたアスレチックでした。